調査データ市場動向

2012 年 1 年間の首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、再び下落。
千葉県は 3.1%下落し 2,500 万円を割る。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2012 年 1 年間の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■埼玉県は 5 年連続下落。神奈川県は 2 年連続上昇。

2012 年 1 年間の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,191 万円で、前年比 0.7%下落し、再びマイナスとなりました。これをエリア別に見ますと、神奈川県を除く全エリアで下落、特に千葉県では下落率が3.4%と大きく、平均価格は 2,500 万円を割り込みました。また、埼玉県は 5 年連続の下落、一方、神奈川県は2 年連続の上昇となっています。

■中古マンションの 1 戸あたり成約価格は 3 年ぶりに下落。

首都圏の中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,100 万円で、前年比 1.8%下落し、3 年ぶりにマイナスとなりました。これは、東京23 区と神奈川県がともに4%を超える下落となったことが大きく影響しています。また、価格帯別では、1,000 万円未満の物件の増加が目立ちました。

新築戸建・中古マンションの成約価格および前年比

※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※2012年1年間の調査対象物件数:新築戸建=登録103,773件、成約21,753件、中古マンション=登録17,352件、成約4,739件