調査データ市場動向

2014 年 5月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 5 か月連続上昇。
3 か月ぶりに全エリアで上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2014 年 5 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区、埼玉県、千葉県の上昇続く。前月比は首都圏平均で 3 か月連続上昇。

5 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,329 万円で、前年同月比 2.3%上昇し 5 か月連続のプラス、また 3か月ぶりに全エリアでの上昇となりました。エリア別では、東京23 区が同 5 か月連続、埼玉県が同 15 か月連続、千葉県が同 13 か月連続で上昇。また、東京都下は同再び、神奈川県は同 3 か月ぶりの上昇となりました。なお、首都圏平均の前月比は 3 か月連続の上昇となっています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 5 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,339 万円で、前年同月比 5.8%上昇し、5 か月連続のプラスとなりました。これは、東京 23 区の成約が堅調で、成約全体に占める割合が上昇したこと等によるもので、平均価格が 2,300 万円台となったのは 08 年 9 月以来 5 年 8 か月ぶりのことです。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※5月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録9,862件、成約1,894件、中古マンション=登録1,258件、成約694件