調査データ市場動向

2015 年 2月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比再び上昇。
神奈川県の下落で、上昇率は 0.6%にとどまる。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2015 年 2 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同 2.1%上昇し 2 か月連続のプラス。

2 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,266 万円で、前年同月比 0.6%上昇し再びプラスとなりました。ただ、成約の約 3 割を占める神奈川県が同 3.9%下落したため、上昇率は小幅にとどまっています。
一方、東京 23 区では、高額物件の多い城南・城北エリアの成約が好調で、平均価格は同 2.1%上昇し 2 か月連続のプラスとなりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 14 か月連続のプラス

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,378 万円で、前年同月比 6.0%上昇し 14 か月連続のプラスとなりました。4 エリアで上昇しましたが、特に東京23区では都心・城南エリアの成約が堅調で、4,000万円以上の物件の割合が 2 割を超え(5 ページご参照)、平均価格は 5 か月ぶりに 3,000 万円を上回っています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※2月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録13,055件、成約2,464件、中古マンション=登録933件、成約671件