調査データ市場動向

2010 年 8月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 24 か月連続下落。
東京 23 区も低額エリアの成約増で再び下落。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 8 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■新築戸建成約価格、6 か月連続で登録物件の平均を上回る。

8 月の首都圏の新築戸建の平均成約価格は、前年同月比 1.6%下落し 24 か月連続のマイナスとなり、7 月に同 23 か月ぶりに上昇した東京 23 区も、低額エリアの成約増で再び下落に転じました。また、前月比も 3 か月ぶりに下落しましたが、成約物件の平均価格は 6 か月連続で登録物件の平均を上回っています。

■中古マンション成約価格は同 8 か月連続上昇、前月比は 3 か月連続上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は、前年同月比 15.6%上昇し 8 か月連続のプラス、前月比は 1.4%上昇し 3 か月連続のプラスとなりました。成約の多い神奈川県・東京 23 区で 3,000 万円以上の物件が好調だったことなどが要因です。ただ、成約物件の平均価格は 5 か月連続で登録物件の平均を下回っています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※8月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録5,207件、成約1,163件、中古マンション=登録1,041件、成約363件