調査データ市場動向

2010 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 2 か月連続増。
東京 23 区もマンションの復調で同 2 か月連続の増加。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成22 年10 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■千葉県は 4 か月連続増。神奈川県は前年の反動もあり再び減。

10 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 17,266 件で、前年同月比 3.9%増加し、2 か月連続のプラスとなりました。東京 23 区では、好調なアパートに加えマンションも復調、同 2 か月連続の増加に。また千葉県では、マンション・アパートともに好調で同 4 か月連続のプラスとなりました。一方、神奈川県ではマンションが軟調、また前年の反動もあり、再び減少に転じています。

■賃料は、マンション・アパート、新築・中古を問わず上昇。

平均賃料は、マンションでは新築が同 2 か月連続で上昇、中古は同 11 か月ぶりに上昇。またアパートは、新築が同再び上昇、中古は同 3 か月ぶりに上昇しており、停滞が続く賃貸住宅市場に変化の兆しもうかがえます。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料のデータベースについて
本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしておりますが、成約物件数につきましては、一般消費者向け情報としてインターネットで登録され成約した物件の一部を算入しています。