調査データ市場動向

2010 年 12月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 4 か月連続増。
全エリアでの増加は 2 か月連続。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成22 年12 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■千葉県が同 6 か月連続増、東京 23 区は同 2 年ぶりの二ケタ増。

12 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 14,690 件で、前年同月比 9.3%増加し、4 か月連続のプラスとなりました。千葉県がアパートの大幅増に加えマンションも堅調に推移し同 6 か月連続、また東京 23 区・埼玉県はともに同 4か月連続で増加するなど全エリアで好調が続き、2 か月連続での全エリア増加となりました。なお、東京 23 区の二ケタ増は、平成 20 年 12 月以来、2 年ぶりのことです。

■マンション賃料の上昇目立つ。ファミリー向けの成約増が要因。

平均賃料は、新築・中古マンション、新築アパートが前年同月比再び上昇、中古アパートは同 2 か月連続で下落しました。マンションではファミリー向け物件の成約が好調だったため、賃料の上昇が目立っています。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比