調査データ市場動向

2011 年 1月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比再び上昇。
東京 23 区で高額物件の成約が堅調。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 1 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■埼玉県・千葉県では 2 千万円未満の物件が 2 割を超え、23 区とは逆の動き。

1 月の首都圏の新築戸建の平均成約価格は、前年同月比 1.9%上昇し再びプラスとなりました。東京 23 区で 5 千万円以上の物件の割合が大幅に増加したことが主な要因です。一方、12 月同様、郊外エリアでは一次取得者が購入しやすい低価格の物件が選ばれており、埼玉県・千葉県では 2 千万円未満の物件が 2 割を超えました。

■中古マンション成約価格は同 13 か月連続上昇、前月比は 3 か月連続の上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は、前年同月比 8.3%上昇し 13 か月連続のプラスとなりました。引続き人気エリアである東京 23 区、神奈川県の物件へのニーズが旺盛なこと、新築分譲マンションの供給が減少したことなどによるものと思われます。また、前月比は 1.0%上昇し 3 か月連続のプラスとなっています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※1月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録6,564件、成約1,300件、中古マンション=登録1,534件、成約416件