調査データ市場動向

2011 年 5月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 5 か月連続上昇。
平均価格は 2 年ぶりに 3,300 万円超える。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 5 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区も再び上昇に転じ、全エリアで前年同月比、前月比ともに上昇。

5 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、3,305 万円と 2 年ぶりに 3,300 万円を超え、5 か月連続のプラスに。また上昇率も、前年同月比 5.9%の大幅上昇となりました。これは、東京 23 区で 5,000 万円以上の物件の成約が再び 2 割を超え上昇に転じたこと等によるもので、全てのエリアで前年同月比、前月比ともに上昇しています。

■中古マンション成約価格は、前年同月比再び上昇。前月比も上昇。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,167 万円で、前年同月比 3.8%上昇しました。前年同月比は、15か月連続上昇のあと 4 月に前年比変わらずとなり、5 月は再びプラスとなったものですが、これは、価格の高い 23区の成約が堅調だったことなどが要因です。また、前月比も上昇に転じています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※5月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,183件、成約1,493件、中古マンション=登録1,433件、成約397件