調査データ市場動向

2012 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比5か月連続増。
アパートは同11か月連続増、マンションは同5か月ぶり減。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2012年10月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県はマンション・アパートともに減少。

10月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,334件で、前年同月比2.6%増加し、5か月連続のプラスとなりました。景気後退局面でも成約が増加しているのは、賃料の安いアパートの需要が旺盛なためで、アパートは同11か月連続で増加、一方、マンションは同5か月ぶりに減少に転じています(2ページご参照)。また神奈川県では、アパートも減少し再びマイナスとなり、他エリアに比べ不安定な状況が続いています。

■平均賃料は、新築アパートを除き下落。

平均賃料は、前月上昇に転じた新築マンションが再び下落。また、中古マンションは同22か月連続、中古アパートは同30か月連続の下落となりました。一方、新築アパートはカップル・ファミリー向き物件の成約が好調で、同6か月連続で上昇しています。

居住用賃貸物件成約数