調査データ市場動向

2013 年 4月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 2 か月連続上昇。
神奈川県も同 3 か月ぶりに上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 4 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■千葉県では 2,000 万円未満の物件の増加で同 3 か月連続下落。

4 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,199 万円で、前年同月比 1.8%上昇し 2 か月連続のプラスとなりました。これは価格の高い東京 23 区で上昇したこと、また首都圏の成約の 3 割超を占める神奈川県で平均価格を超える4,000万円台の物件が復調し、同3か月ぶりに上昇に転じたこと等によるものです。一方、千葉県では引続き 2,000 万円未満の物件の割合が増加しており、同 3 か月連続の下落となりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 6 か月ぶりにプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,031 万円で、前年同月比 0.3%上昇し、6 か月ぶりにプラスとなりました。成約の多い神奈川県で同 10 か月ぶりに上昇に転じたこと、また価格の高い東京 23 区で、価格は下落したものの成約が堅調だったことによるものです。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※4月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,900件、成約2,008件、中古マンション=登録1,206件、成約503件