調査データ市場動向

2013 年 6月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比13か月連続増。
増加率は、東京23区・神奈川県が伸びず再び一ケタに。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年6月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■埼玉県の二ケタ増続く。特にファミリー向きアパートが好調。

6月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,566件で、前年同月比13か月連続のプラスとなりました。3か月連続、全エリアでの増加となりましたが、東京23区のアパートが同3か月ぶり、また神奈川県のマンションが同4か月ぶりに減少に転じ(2ページご参照)、首都圏の増加率は再び一ケタに低下しました。一方、埼玉県では同5か月連続で二ケタ増となっており、中でもファミリー向きアパートの好調が目立っています。

■中古アパートの平均賃料が同3か月ぶりに下落に転じる。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年同月比4か月連続で上昇、中古は同3か月連続で上昇しました。またアパートは、新築が面積の拡大続き同6か月連続の上昇となりましたが、中古は東京都下と神奈川県で狭めの物件の成約が増え、同3か月ぶりに下落に転じました。

居住用賃貸物件成約数