調査データ市場動向

2013 年 6月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 4 か月連続上昇。
東京 23 区は高価格帯の物件が堅調で同 5 か月連続上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 6 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■神奈川県では高額物件の多い横浜市の成約が停滞し同再び下落。

6 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,335 万円で、前年同月比 3.2%上昇し 4 か月連続のプラスとなりました。これは、東京 23 区で 5,000 万円以上の高価格帯の物件の成約が比較的堅調だったこと、また東京都下で引続き 4,000 万円以上の物件の成約が好調だったこと等によるもので、東京 23 区は同 5 か月連続で上昇しています。一方、神奈川県では高額物件の多い横浜市の成約が停滞し、同再び下落となりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 3 か月ぶりにマイナス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,060 万円で、前年同月比 0.9%下落し、3 か月ぶりにマイナスとなりました。これは、低額物件の多いエリアの成約が好調だったことに加え、同エリアの価格自体が下落したことによるものです。一方、東京 23 区では同 2 か月連続の上昇となっています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※6月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,854件、成約1,461件、中古マンション=登録1,096件、成約445件