調査データ市場動向

2013 年 8月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 6 か月連続上昇。
東京 23 区は同再び上昇も、上昇率は 0.7%にとどまる。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 8 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■神奈川県は、県下の物件の大幅増で同再び下落に転じる。

8 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,294 万円で、前年同月比 2.0%上昇し 6 か月連続のプラスとなりました。これは、東京 23 区と都下で同再び上昇に転じたこと等によるものです。ただ、23 区では高額物件の成約が停滞し、上昇率は 0.7%にとどまっています。一方、神奈川県では低価格帯の物件が多い神奈川県下の成約が大幅に増加したため、同再び下落に転じました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 3 か月ぶりにプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,137 万円で、前年同月比 8.2%上昇し、3 か月ぶりにプラスとなりました。成約の多い神奈川県で、低価格志向により同 2 か月連続の下落となったものの、東京 23 区で4,000 万円以上の物件の成約が伸び、同 20.5%の大幅上昇となったことが要因です。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※8月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,763件、成約1,413件、中古マンション=登録1,066件、成約341件