調査データ市場動向

2013 年 9月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 7 か月連続上昇。
埼玉県が同 7 か月連続、千葉県は同 5 か月連続の上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 9 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区は同再び、神奈川県は同 2 か月連続の下落。

9 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,277 万円で、前年同月比 3.7%上昇し 7 か月連続のプラスとなりました。これは、成約の約 25%を占める埼玉県が大幅に上昇したこと等によるもので、埼玉県は同7 か月連続、千葉県は同 5 か月連続の上昇となっています。一方、東京 23 区では高額物件の成約停滞が続き同再び下落、神奈川県では同 2 か月連続の下落となりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比再びマイナス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は全てのエリアで下落、首都圏平均は 1,934 万円で、前年同月比3.5%下落し、再びマイナスとなりました。2,000 万円未満の物件の割合が増加し、成約価格が 8 か月ぶりに2,000 万円を割り込むなど、ユーザーのニーズが低額物件に集まっていることがうかがえます。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※8月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,455件、成約1,535件、中古マンション=登録1,092件、成約348件