調査データ市場動向

2013 年 11月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 9 か月連続上昇。
全エリアでの上昇は 2 か月連続。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2013 年 11 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区では 5,000 万円以上の成約が 2 か月連続で 3 割を超える。

11 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,324 万円で、前年同月比 4.5%上昇し 9 か月連続のプラスとなり、2か月連続全エリアで上昇しました。特に東京 23 区では、5,000 万円以上の物件の割合が 2 か月連続で 3 割を、また 4,000 万円以上の物件の合計は 6 か月ぶりに 6 割を超え、さらに前月比が 4 か月連続で上昇しており、上昇傾向が顕著となっています

■中古マンション成約価格は前年同月比 2 か月連続のプラス

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,188 万円で、前年同月比 8.3%上昇し、2 か月連続のプラスとなりました。これは、価格が高く成約が多い東京 23 区で二ケタの上昇となったことが大きな要因です。ただ、平均面積が 10 月より縮小していることから、前月比は 23 区・首都圏平均ともに再びマイナスに転じています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしたものであり、インターネット(ATBB)登録物件は含まれておりません。
※11月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録9,887件、成約1,499件、中古マンション=登録1,298件、成約293件