調査データ市場動向

2014 年 3月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 3 か月連続上昇。
東京 23 区で高価格帯の物件の成約が好調。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2014 年 3 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■埼玉県は同 13 か月連続、千葉県は同 11 か月連続上昇。

3 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は、1 戸あたり 3,261 万円で、前年同月比 1.8%上昇し 3 か月連続のプラスとなりました。特に東京 23 区では、高価格帯の物件の成約が好調で(2 ページご参照)、平均価格は同 4か月ぶりに 4,500 万円を超えています。また、埼玉県は同 13 か月連続、千葉県は同 11 か月連続、東京都下は同 8 か月連続で上昇。一方、2 月に同 3 か月ぶりに上昇した神奈川県では、再び下落に転じました。

■中古マンション成約価格は前年同月比 3 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,186 万円で、前年同月比 6.1%上昇し、3 か月連続のプラスとなりました。これは前月同様、成約が多く平均価格の高い東京 23 区で 8.9%の上昇となったことが大きな要因です。一方で 23 区では、投資向きの低額物件の成約も増えており前月比は 3 か月ぶりに下落しています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料は2013年12月期まで、当社ネットワーク流通物件のうち、ファクトシート(図面)で登録された物件をベースとしておりましたが、2014年1月期より、成約データにATBB(インターネット)で成約した物件の一部を追加いたしました(登録データは従来通り)。
なお、前年同月のデータも新データベースを使用しています。
※3月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録10,131件、成約2,092件、中古マンション=登録1,225件、成約840件