調査データ市場動向

2014 年 9月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比再び増。
東京23区が同8か月ぶりに増加に転じる。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2014年9月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■中古マンションの減少率が0.1%にまで低下。

9月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,499件で、前年同月比1.2%増加し再びプラスとなりました。これは、成約数減少の主因となっていた中古マンションの減少率が0.1%にまで低下したことによるものです。また、成約減が続いていた東京23区では、中古マンションの不振を新築マンション、新築・中古アパートの好調がカバーし、同8か月ぶりに増加に転じました。

■マンションの平均賃料は、新築が同7か月連続上昇、中古は同3か月連続下落。

マンションの1戸あたり平均賃料は、新築が、東京23区の上昇が続き前年同月比7か月連続の上昇。一方、中古は、23区の下落が響き同3か月連続の下落となりました。またアパートは、新築が全エリアで下落し同3か月ぶりに下落、8月に5か月ぶりに上昇した中古は、同変わらずとなっています。

居住用賃貸物件成約数