調査データ市場動向

2015 年 7月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 3 か月連続上昇。
前月比も再び上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2015 年 7 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区の平均価格は 6 年 2 か月ぶりに 4,600 万円を超える。

7 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,361 万円で、前年同月比 2.4%上昇し 3 か月連続のプラス、前月比は 0.2%上昇し再びプラスとなりました。これは、価格の高い東京 23 区および成約の 3 割弱を占める神奈川県の上昇等によるもので、東京 23 区の平均価格は 6 年 2 か月ぶりに 4,600 万円を超えました。
また 23 区では 5,000 万円以上の物件の成約が好調で、前月比は 4 か月連続で上昇しています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 1 年 7 か月連続のプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,458 万円で、前年同月比 5.3%上昇し 1 年 7 か月連続のプラス、前月比も 4.1%上昇し再びプラスとなりました。ただし、すべてのエリアで成約価格の平均が登録価格の平均を下回り、需給のズレが顕著となっています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※7月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録9,695件、成約1,948件、中古マンション=登録912件、成約638件