調査データ市場動向

2015 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比再び増。
マンション・アパートともにシングル動く。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年10月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京23区はカップル・ファミリー向きが減少に転じ同2か月連続減。

10月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,689件で、前年同月比4.0%増加し再びプラスとなりました。前月と一転、シングルの動きが活発となり、マンション・アパート、新築・中古を問わず増加(2・4ページご参照)。埼玉県では同7か月連続増と好調が続いています。一方、東京23区は中古マンションの動きが鈍く、シングル向きは増加したもののカップル・ファミリー向きが減少に転じ、同2か月連続の減少となりました。

■マンションの平均賃料は、新築が同3か月連続上昇、中古は同再び下落。

マンションの1戸あたり平均賃料は、新築では東京23区が下落となったものの同エリアの成約が大幅に増加したため同3か月連続上昇、中古は同再び下落しています。またアパートは、新築が全エリアで下落し同4か月連続下落、中古は同変動なしという結果でした。

居住用賃貸物件成約数