調査データ市場動向

2015 年 12月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 2 か月連続上昇。
全エリアで上昇。前月比は 3 か月ぶりに下落。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2015 年 12 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■23 区は 5 か月ぶりの 4,600 万円台。前月比は 2 か月連続上昇。

12 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,358 万円で、前年同月比 2.2%上昇し 2 か月連続のプラスとなりました。全エリアで上昇しましたが、前月比は 3 か月ぶりに下落しています。また東京 23 区の平均価格は 5 か月ぶりに 4,600 万円台となり、前年同月比・前月比ともに 2 か月連続で上昇しました。なお、千葉県は前年同月比 8 か月連続上昇、神奈川県は同 6 か月連続で上昇しています。

■中古マンション成約価格は前年同月比 2 か月連続のマイナス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,242 万円で、前年同月比 0.1%下落し 2 か月連続のマイナスに。これは、成約の 3 分の 1 を占め価格水準の高い東京 23 区の下落によるものです。23 区では登録価格に先行して上昇していた成約価格が 15 年春より下落基調に転じた結果、需給のズレが顕著となっています。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※12月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録7,721件、成約1,621件、中古マンション=登録781件、成約536件