調査データ市場動向

2016 年 4月首都圏の新築戸建・中古マンションの価格動向

新築戸建の成約価格、前年同月比 6 か月連続上昇。
3 か月連続全エリアで上昇。前月比は 2 か月連続上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社 (本社:東京都大田区、社長:松村文衞) の全国不動産情報ネットワークにおける、2016 年 4 月期の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格についてお知らせします。

■東京 23 区では高価格帯の伸びが鈍化、前月比は 6 か月ぶりに下落。

4 月の首都圏の新築戸建平均成約価格は 1 戸あたり 3,422 万円で、前年同月比 5.7%上昇し 6 か月連続のプラスとなり、3 か月連続全エリアで上昇。また前月比は 2 か月連続で上昇しています。エリア別では、千葉県が前年同月比 12 か月連続、神奈川県は同 10 か月連続で上昇。一方、東京 23 区では前年同月比は 6 か月連続上昇したものの、高価格帯の物件の伸びが鈍化、前月比は 6 か月ぶりに下落となりました。

■中古マンション成約価格は前年同月比再びプラス。

中古マンションの 1 戸あたり平均成約価格は 2,455 万円(59.01 ㎡)で、前年同月比 6.2%上昇し再びプラスとなりました。これは、成約の約 4 割を占める東京 23 区および、3 割弱を占める神奈川県が大きく上昇したこと等によるもので、13 か月ぶりに全エリアでの上昇となっています。また前月比も再び上昇に転じました。

新築戸建、中古マンション平均成約価格
※本資料の掲載データは、当社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしていますが、成約データにはATBB(インターネット)の成約物件の一部が含まれております。
※4月期の調査対象物件数は、新築戸建=登録8,128件、成約1,711件、中古マンション=登録895件、成約642件