調査データ市場動向

2018 年 5月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 5 か月ぶりに増加。
成約の過半数を占める中古マンションが好転。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2018 年 5 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県が 8 か月ぶりにプラス、東京 23 区も再びプラス。

5 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,356 件で、前年同月比 1.1%増加し 5 か月ぶりにプラス。これは成約の56.7%を占める中古マンションが、同 5 か月ぶりに増加に転じたことが大きく影響しています。エリア別では、神奈川県が横浜・川崎エリアの成約増等で同 8 か月ぶりにプラス、23 区も城南エリアの好調が目立ち同再びプラスに。また新築物件の成約数は、シングル向きが牽引し、マンション・アパートともに同 20%超増と再びプラスに転じました。

■賃料指数の前月比は、マンション・アパート、新築・中古を問わず下落。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 4 か月ぶりに下落、中古は同 2 か月連続下落、アパートは新築が同再び下落、中古は同 3 か月ぶりに下落。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 12 か月連続上昇、中古は 3 か月ぶりに下落、アパートは新築が 5 か月連続下落、中古は再び上昇しています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数