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AIによる不適切な物件画像の検出、加工処理システムが8月1日(水)より運用スタート

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 以下 アットホーム)は、「不動産情報サイト アットホーム」に公開される物件画像のうち、「人の顔」、「車両のナンバープレート」が映り込んだプライバシー侵害にあたる不適切画像について、AI による自動検出とモザイク、ぼかし処理を行うシステムの運用を 8 月 1 日(水)より開始いたします。

アットホームでは、不動産業界の IT 化、不動産業務の効率化などを目的としたソリューション提供のため、IT 技術開発の取組みを強化しております。このたびその一つとして、ディープラーニング(深層学習)を用いて、不動産の物件情報に登録されている画像とオープンデータ約 10 万枚を AI に学習させ、不適切画像の中でも特に件数が多い「人の顔」と「車両のナンバープレート」の検出に特化したモデルを作成。「不動産情報サイト アットホーム」に公開される月間約 2,000 万枚の画像をチェックし、そこに映り込んだ人の顔、車やバイクのナンバープレートの検出と、モザイクやぼかしの処理を自動で行う、独自システムの運用を開始いたします。

これにより、「不動産情報サイト アットホーム」で一般消費者に向けて広く公開される物件情報に、プライバシー侵害にあたる画像が掲載されるリスクを軽減し、インターネットでの物件情報公開の適正化を図ります。
また、これまで人が目視で行ってきた業務のAIへの置換えは、業務負荷を軽減し、「働き方改革」の実践にもつながるソリューションモデルの一つとしても注目されています。全国 54,000 店以上のアットホーム加盟・利用不動産店においては、物件画像を登録する際、不適切画像のチェックと処理にかかる時間と手間の大幅な削減が期待できます。

アットホームはこれからも、不動産会社の業務効率化、コスト削減などをサポートするさまざまなサービスの提供を通して、不動産業務全般における IT 化と、不動産業界の発展に努めてまいります。