調査データトレンド調査

2013年『一生賃貸派と持ち家派』の意識調査

一生賃貸派と持ち家派、年収大差なし
賃貸派「賃貸の方が得」77.0%、持ち家派「持ち家の方が得」88.0%

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:松村 文衞)は、20~40 代で子どもがいるサラリーマンのうち、「一生涯賃貸住宅に住み続けたい」一生賃貸派と、「現在持ち家に住む」持ち家派それぞれ 300 名を対象に意識調査を実施いたしました。主な結果は以下の通りです。

※「一生賃貸派」とは、賃貸住宅に住んでいる人の中で、「今後、一生涯賃貸住宅に住み続けたいですか?」という問いに対し、「ぜひ住み続けたい」と回答した人と、「どちらかというと住み続けたい」と回答した人を指します。

<主な調査結果>

◆個人年収 一生賃貸派 平均 655 万円、持ち家派 平均 671 万円、世帯年収 一生賃貸派 平均 753 万円、持ち家派 平均 772 万円で、どちらも大差なし
持ち家派の方が個人年収で 16 万円、世帯年収で 19 万円多いものの、一生賃貸派と持ち家派では「収入」にそれほど大きな差がないことが分かりました。

◆一生賃貸の理由 1 位「住み替えやすい」、持ち家の理由 1 位「資産になる」
一生賃貸派は最も多かったのが「住み替えやすい」、次いで「災害やローン等のリスクが少ない」、「気楽/購入は面倒」という回答が多く見られました。また、「ローンが嫌」「転勤がある」といった回答も挙げられていました。持ち家派は、「資産になる」が最多で、次いで「自由にできる」、「所有する安心感」が上位を占めています。リスクが少なくて自由で気楽なことか、資産として自分のものになるか、どちらを選ぶかで一生賃貸派と持ち家派に分かれているようです。

◆一生賃貸派「賃貸の方が得」77.0%、持ち家派「持ち家の方が得」88.0%
一生賃貸派は 77.0%の人が「賃貸の方が得」、持ち家派は 88.0%の人が「持ち家の方が得」だと回答しました。それぞれ自分の選択の方が得だと考えていることが分かります。

◆一生賃貸派も持ち家派も「家賃/ローンを払い続けるのは不安」 4 割以上
それぞれ家賃/住宅ローンを将来払えなくなるかもしれないという不安があるかどうかを聞いたところ、一生賃貸派、持ち家 派どちらも、4 割以上が払い続けることに不安を感じていることが分かりました。

<調査概要>

◆対象/首都圏(1 都 3 県)在住、既婚で子どもがいる 20~40 代サラリーマン。「今後、一生涯賃貸物件にぜひ住み続けたい/どちらかというと住み続けたい」人 300 名と、「現在持ち家に住んでいる」人 300 名、計 600 名。
◆調査方法/インターネットリサーチ
◆調査期間/2013 年 7 月 19 日(金)~7 月 22 日(月)