調査データ市場動向

2018 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 5 か月連続減少。
神奈川県はマンションの復調等で 5 か月ぶりに増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2018 年 10 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区は 5 か月連続減少も、中古アパートが 4 か月ぶりに増加。

10 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,472 件で、前年同月比 7.1%減少し 5 か月連続のマイナスに。成約の46.6%を占める 23 区では、前年増の反動もあり同 5 か月連続のマイナスとなりましたが、中古アパートはシングル向きが牽引し同 4 か月ぶりに増加しています。一方、5 エリアで唯一プラスとなった神奈川県では、マンションが同再び増加したことに加え、アパートの過半数を占めるシングル向きが二ケタ増となり、同 5 か月ぶりに増加に転じました。

■賃料指数の前月比は、新築マンションが 3 か月、中古マンション・アパートは 2 か月連続上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 3 か月連続上昇、中古は同 2 か月連続上昇、アパートは新築が同 3 か月連続低下、中古は同 2 か月連続上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 4 か月ぶりに上昇、中古は 6 か月連続下落、アパートは新築が 3 か月ぶりに下落、中古は再び下落しています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数