調査データ市場動向

2019 年 4月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

首都圏の成約数、前年同月比 5 か月連続マイナス。
埼玉県は、微増ながらプラスに転じる。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2019 年 4 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■4 エリアが前年同月比マイナス。埼玉県のアパートは 5 か月連続プラス。

4 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,775 件で、前年同月比 8.6%減少し 5 か月連続のマイナスに(3 ページ)。最も成約の多い 23 区が前月に続き同 2 ケタ減となるなど、4 エリアがマイナスとなっています。ただマイナス幅は各エリアとも前月より縮小しており、やや回復傾向が見られました。また微増ながらプラスに転じた埼玉県では、中古物件が同増加(4 ページ)、マンションは 2 か月連続マイナスとなったものの、アパートは 5 か月連続プラスと堅調に推移しています。

■賃料指数の前月比は、新築アパートが上昇、中古マンション・中古アパートは低下。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比変動なし、中古は同反転低下、アパートは新築が同2か月連続上昇、中古は同反転低下。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 4か月連続プラス、中古は 4 か月連続マイナス、アパートは新築が 7 か月連続マイナス、中古は 3 か月連続でマイナスとなっています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数