調査データ市場動向

2019 年 7月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

首都圏の成約数、前年同月比 8 か月連続マイナス。
賃料指数の前月比は、中古マンションが 3 か月連続上昇。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1 都 3 県)における 2019 年 7 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■新築物件のマイナス目立つ。埼玉県のアパートは 3 か月ぶりにプラス。

7 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 14,433 件で、前年同月比 12.9%減少し 8 か月連続のマイナスに(3 ページ)。全エリアでのマイナスは 3 か月連続となり、減少幅も前月より拡大しました。中でも新築物件のマイナスが目立ち、マンション・アパートともに同 4 割を超えるマイナスとなっています(4 ページ)。一方、減少幅が前月より縮小した埼玉県では、マンションは引き続きマイナスとなったものの、アパートは中古物件の回復等により 3 か月ぶりにプラスとなりました。

■賃料指数の前月比は、中古マンションおよび新築アパートが上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 2 か月連続低下、中古は同 3 か月連続上昇、アパートは新築が同反転上昇、中古は同2か月連続低下。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が反転上昇、中古は 7 か月連続マイナス、アパートは新築が 2 か月連続、中古は 6 か月連続でマイナスとなっています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。

賃貸物件成約数

■CONTENTS

1.成約数
2.新築・中古別、面積帯別成約数
3.1戸あたり成約賃料、面積
4.1㎡あたり成約賃料
5.新築・中古別、面積帯別成約賃料
【ご参考】賃料帯別成約数の割合および前年同月比
6.成約賃料指数の推移

新築中古別面積帯別成約数