調査データ市場動向

2009 年 8月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 5.6%減。
都下・埼玉県が減少に転じ、すべてのエリアで減少。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 21 年 8 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京都下は好調だったシングル向けが減少。23 区・神奈川県では減少幅が縮小。

8 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は、前年同月比 5.6%減の 12,750 件で、3 か月連続のマイナス。東京都下で成約の半数を占めるシングル向けが減少し同 4 か月ぶりにマイナスに転じるなど全エリアで減少しましたが、東京 23 区・神奈川県は前月より減少幅が縮小しています。

■新築マンションの賃料下落が小幅に止まる。中古マンションは上昇基調続く。

新築マンションの平均成約賃料は、前年同月比 1.9%の下落に止まり落着きを見せています。また、中古マンションは大型ファミリー向けが堅調なこともあり、上昇基調が続いています。

居住用賃貸物件成約数と各成約数の前年同月比および占める割合
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比