調査データ市場動向

2009 年 9月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 11.1%減。
減少幅拡大。景気停滞続きユーザーマインドが低下。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 21 年 9 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■堅調だった埼玉県が 20.2%の大幅減。23 区以外は前年の反動も。

9 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は、前年同月比 11.1%減の 15,539 件で、4 か月連続のマイナスに。
景気停滞が続きユーザーマインドが低下、堅調だった埼玉県でも同 20.2%の大幅減となりましたが、東京 23区以外は前年の反動の側面もあるようです。

■新築マンションの賃料の下落幅が再び拡大。中古マンションは上昇基調続く

新築マンションの平均成約賃料は、前年同月比 12.2%の下落となり下落幅は再び拡大に転じました。一方中古マンションは、23 区・千葉県などでファミリー向けが堅調なこともあり上昇が続いています。

居住用賃貸物件成約数と各成約数の前年同月比および占める割合
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比