調査データ市場動向

2009 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 4.4%減。
23 区の不振続くも神奈川県の復調で減少幅は再び縮小。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 21 年 10 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■23 区は二ケタ減続く。神奈川県はカップル向け物件が好調で 5.1%増。

10 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は、前年同月比 4.4%減の 16,621 件で、5 か月連続のマイナスとなりました。賃料の高さが敬遠され東京 23 区が 2 か月連続の二ケタ減となったものの、神奈川県でマンション・アパートともにカップル向け物件が好調だったこともあり、減少幅は再び縮小しました。

■新築マンションの賃料の下落続き、中古マンション賃料も下落に転じる。

新築マンションの平均成約賃料は、前年同月比 16.7%の大幅な下落となりました。また、上昇が続いていた中古マンションも、成約数の多い神奈川県などでファミリー向けの割合が減少し下落に転じています。

居住用賃貸物件成約数と各成約数の前年同月比および占める割合
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料の成約物件のデータベースを 09 年 3 月期より下記のとおり変更いたしました。
2 月期まで・・・弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として登録された物件(ファクトシート)をベースとしたものであり、インターネット登録物件は含まれておりません。
3 月期より・・・弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として登録された物件(ファクトシート)および、インターネット登録物件の一部をベースとしています。(前年同月も同様に変更)