調査データ市場動向

2010 年 6月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 6.6%減、2 か月連続の減少。
東京 23 区がシングル向け物件を中心に軟調。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 6 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は同 2.4%増加し 6 か月連続増と好調。

6 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 15,214 件で、前年同月比 6.6%減少し、2 か月連続のマイナスとなりました。東京 23 区がシングル向け物件を中心に軟調で 2 か月連続の二ケタ減となっています。一方、神奈川県ではマンション・アパートともにシングル向け物件が好調で同 6 か月連続で増加しています。なお、部屋タイプ別の好不調は、エリアにより大きな差が見られます。

■中古マンション賃料が同 7 か月連続下落。新築アパート賃料は同 6 か月連続上昇。

平均賃料は、マンションでは新築が同 2 か月連続の上昇となった一方、中古は同 7 か月連続下落と不振が続いています。またアパートは、新築が同 6 か月連続上昇、中古は同再び上昇に転じました。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料のデータベースについて
本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしておりますが、成約物件数につきましては、一般消費者向け情報としてインターネットで登録され成約した物件の一部を算入しています。