調査データ市場動向

2010 年 7月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 0.3%増、3 か月ぶりに増加。
神奈川県は同 13.5%と大幅に増加し、7 か月連続増。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 22 年 7 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区は同 3 か月連続減少も、減少率は 3.2%と小幅にとどまる。

7 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 15,763 件で、前年同月比 0.3%増加し、3 か月ぶりにプラスとなりました。特に神奈川県が同 13.5%の大幅増となり 7 か月連続増と好調です。一方、東京 23 区は 3 か月連続で減少しましたが、アパートの成約は堅調で、減少率は 3.2%の小幅にとどまっています。なお、部屋タイプ別では、エリアによる違いは見られるものの、全般的にファミリー向けが堅調でした。

■中古マンション賃料が同 8 か月連続下落。23 区・神奈川県が弱含み。

平均賃料は、マンションでは新築が同 3 か月ぶりに下落、中古は 23 区・神奈川県の下落基調が響き同 8 か月連続で下落しています。一方、アパートは、新築が同 7 か月連続上昇、中古は同 2 か月連続で上昇しました。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比

※本資料のデータベースについて
本資料の掲載データは、弊社ネットワーク流通物件のうち、不動産会社間情報として図面(ファクトシート)で登録された物件をベースとしておりますが、成約物件数につきましては、一般消費者向け情報としてインターネットで登録され成約した物件の一部を算入しています。