調査データ市場動向

2011 年 2月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 7.0%増、6 か月連続で増加。
東京 23 区など好調続くも、増加率は縮小。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 2 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は前年の反動で同 4 か月ぶりに減少に転じる。

2 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 25,506 件で、前年同月比 7.0%増加し、6 か月連続のプラスとなりました。前月に引続き、成約の 4 割超を占める東京 23 区がシングル向け物件を中心に好調だったこと、東京都下・埼玉県・千葉県で二ケタ増となったことが要因です。ただ、増加率は 4 エリアすべてで縮小し増加の勢いは鈍っています。
また、神奈川県では前年の反動で同 4 か月ぶりに減少に転じました。

■平均賃料は、マンション・アパート、新築・中古を問わず下落。

平均賃料は、マンション・アパートともに同 2 か月連続で上昇していた新築が下落、特にニーズがシングルに偏っているマンションは下落率が大きくなっています。また中古もともに下落、アパートは同 4 か月連続で下落しています。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比