調査データ市場動向

2011 年 5月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 3 か月ぶりに増加。
23 区・都下は二ケタ増。埼玉県は同 3 か月連続減。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、平成 23 年 5 月期の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は、カップル向けを中心にマンションの成約が回復し同 4 か月ぶり増。

5 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 17,205 件で、前年同月比 11.1%増加し、3 か月ぶりにプラスとなりました。特に東京 23 区と都下は、マンション・アパートともに好調で二ケタの大幅増に、また神奈川県は、カップル向けを中心にマンションの成約が回復し同 4 か月ぶりに増加に転じました。一方、埼玉県では、マンションの不振が続いており(3 ページご参照)、同 3 か月連続のマイナスとなっています。

■平均賃料は、新築マンションが同 3 か月連続上昇、中古アパートは同 7 か月連続下落。

平均賃料は、新築マンションが23 区のファミリー向けの成約好調を受け大幅に上昇し同3 か月連続で上昇、また、中古は同 5 か月ぶりに上昇。一方、アパートは、新築が同 4 か月連続、中古は同 7 か月連続の下落となっています。

居住用賃貸物件成約数と平均賃料および前年比
成約物件の面積帯別割合、前年比、および新築・中古別平均面積、前年比