調査データ市場動向

2012 年 11月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比6か月連続増。
マンションが前月と一転、二ケタの増加に。

不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2012年11月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県もマンション・アパートともに回復。

11月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は18,732件で、前年同月比16.1%増と5か月ぶりに二ケタ増となり、6か月連続のプラスとなりました。アパートの好調に加え、前月、同5か月ぶりに減少したマンションが、同8か月ぶりに二ケタ増となった(2ページご参照)ことによるものです。また、前月に唯一減少となった神奈川県も、マンション・アパートともに回復し再びプラスに転じました。

■平均賃料は、新築が上昇、中古は下落。

平均賃料は、新築マンションが前年同月比再び上昇しました。これは面積の拡大(4ページご参照)によるものですが、それでも賃料水準の高い東京23区では下落しています。また新築アパートは同7か月連続で上昇。一方、中古マンションは同23か月連続、中古アパートは同31か月連続の下落となりました。

居住用賃貸物件成約数と平均成約賃料および前年比