調査データ市場動向

2013 年 1月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比8か月連続増。
増加率は2.3%と8か月間で最も低い。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年1月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は3か月ぶりに減少に転じる。

1月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は20,833件で、前年同月比2.3%増加し、8か月連続のプラスとなりました。特に埼玉県は、マンションが減少に転じたもののアパートが好調で同20か月連続増加、また千葉県も同12か月連続で増加しています。一方、神奈川県では、県下のマンション、川崎市のアパートがふるわず同3か月ぶりに減少に転じ、首都圏全体の増加率は8か月間で最も低くなりました。

■マンションの平均賃料は、新築が3か月ぶりに下落、中古は25か月ぶりに上昇。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年同月比3か月ぶりに下落、中古は同25か月ぶりに上昇。アパートは、新築が再び上昇、中古は同33か月連続の下落となりました。一方で、平均面積はマンション・アパート、新築・中古を問わず拡大しており(4ページご参照)、㎡単価はすべて下落しています。

居住用賃貸物件成約数