調査データ市場動向

2013 年 2月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比9か月連続増。
増加率は前月比3.5ポイント増の5.8%に。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年2月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県はアパートの復調で再び増加。

2月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は29,252件で、前年同月比9か月連続のプラスとなりました。埼玉県・千葉県で増加が続いているほか、東京23区・都下も堅調。また、1月に3か月ぶりの減少となった神奈川県でも、アパートが復調し再び増加に転じています。その結果、1月に、今回の増加局面で最低となっていた首都圏全体の増加率は、3.5ポイント上昇し5.8%となりました。

■マンションの平均賃料は、新築が2か月連続の下落、中古は2か月連続の上昇。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年同月比2か月連続の下落、中古は同2か月連続の上昇。アパートは、新築が同2か月連続の上昇、中古は同34か月連続の下落。また、面積の広い物件の成約が伸びており、㎡単価はマンション・アパート、新築・中古を問わず同2か月連続で下落しています。

居住用賃貸物件成約数