調査データ市場動向

2013 年 9月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比16か月ぶり減。
マンション・アパートともに減少。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年9月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京23区は同16か月連続増、埼玉県は同28か月連続増。

9月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,277件で、前年同月比1.8%減少し、16か月(1年4か月)ぶりにマイナスとなりました。好調が続いていたマンションが同11か月ぶり、またアパートも再び減少に転じています。特に神奈川県では、マンションが二ケタ減となるなど不振が続き、同3か月連続で減少。一方、東京23区は同16か月連続、埼玉県は同28か月(2年4か月)連続増と、好調が続いています。

■マンションの平均賃料は新築が同2か月連続上昇、中古は同6か月連続上昇。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が東京23区の成約好調で前年同月比2か月連続の上昇、中古は同6か月連続で上昇しました。またアパートは、新築が面積の拡大続き同9か月連続で上昇しましたが、中古は同2か月連続で下落しています。

居住用賃貸物件成約数