調査データ市場動向

2013 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比2か月連続減。
東京23区は同17か月ぶりに減少に転じる。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年10月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県は同4か月連続減、埼玉県は同29か月連続増。

10月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は18,668件で、前年同月比3.4%減少し、2か月連続のマイナスとなりました。これは、東京23区で好調に推移してきたマンションが同12か月ぶりに減少し、全体では同17か月(1年5か月)ぶりに減少に転じたこと、また神奈川県で同4か月連続の減少と、市場の停滞が続いていること等によるものです。一方、埼玉県は同29か月(2年5か月)連続増と、好調が続いています。

■マンションの平均賃料は新築が同3か月連続上昇、中古は同7か月連続上昇。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が面積の広い物件の成約が好調で前年同月比3か月連続の上昇、中古は同7か月連続で上昇しました。またアパートは、新築が同10か月連続で上昇しましたが、中古は同3か月連続で下落しています。

居住用賃貸物件成約数