調査データ市場動向

2013年 12月 首都圏の居住用賃貸物件成約動向

成約数、前年同月比4か月連続減。
マンション・アパートともに減少続く

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年12月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京23区は同2か月連続、埼玉県は同31か月連続で増加。

12月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は17,143件で、前年同月比0.3%減少し、4か月連続のマイナスとなりました。 これは、首都圏の成約の4分の1を占める神奈川県で大幅な減少が続いていることが大きな要因です。一方、東京23区では同2か月連続、埼玉県は同31か月(2年7か月)連続で増加しています。なお、貸戸建の成約は堅調に推移しており、12月は同10.9%の増加となりました。

■平均賃料は中古マンションが同9か月連続上昇、中古アパートは同5か月連続下落。

1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が前年同月比5か月連続、中古は同9か月連続で上昇しました。またアパートは、新築が同12か月連続で上昇しましたが、中古は同5か月連続で下落しています。なお平均面積は、中古マンションが同13か月連続、新築アパートは同20か月連続で拡大。特に、東京23区で面積拡大傾向が顕著となっています。

居住用賃貸物件成約数