調査データ市場動向

2014 年 5月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比4か月ぶり増。
マンション・アパートともに増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2014年5月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京23区と都下は同4か月連続の減少に。

5月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は18,963件で、前年同月比2.0%増加し4か月ぶりにプラスとなりました。マンション・アパートともに増加しましたが(2ページご参照)、特にアパートは全面積帯で成約が好調となり、増加率はマンションを4.5ポイント上回っています。一方、東京23区ではカップル向きアパート、都下ではシングル向きマンションの成約が振るわず、同4か月連続の減少となっています。

■平均賃料は、新築マンションが同3か月連続上昇、中古マンションは同3か月ぶり下落。

マンションの1戸あたり平均賃料は、新築が、引続き23区の大幅上昇により前年同月比3か月連続の上昇。中古は、成約の過半数を占める23区でシングル向きの成約が増加したため同3か月ぶりに下落しています。またアパートは、新築が同3か月連続の下落、中古は同2か月連続の下落となりました。

居住用賃貸物件成約数