調査データ市場動向

2014 年 10月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比2か月連続増。
中古マンションが同9か月ぶりに増加に転じる。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2014年10月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■新築マンション・アパートは同7か月連続で増加。

10月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は18,936件で、前年同月比1.4%増加し2か月連続のプラスとなりました。これは、中古アパートが神奈川県の不調で同再び減少となったものの、中古マンションが東京23区の回復により同9か月ぶりに増加に転じたことによるものです。 また新築物件は、マンション・アパートともに同7か月連続で増加しています。

■マンションの平均賃料は、新築が同8か月連続上昇、中古は同4か月ぶりに上昇。

1戸あたり平均賃料は、新築マンションが、賃料の高い東京23区で前年同月比の上昇が続いていることから同8か月連続の上昇。また中古マンションは、23区・神奈川県が上昇に転じ同4か月ぶりに上昇しました。一方、新築アパートは同2か月連続の下落、中古アパートは同3か月ぶりに下落となりました。

居住用賃貸物件成約数