調査データ市場動向

2015 年 12月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比再び増加。
アパートの好調目立つ。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区、社長:松村文衞)の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年12月期の賃貸物件の成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京23区が同4か月ぶり増。埼玉県は二ケタの伸びで同9か月連続増。

12月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は17,533件で、前年同月比3.5%上昇し再びプラスに。東京23区がアパートの好調で同4か月ぶりに増加したほか、埼玉県ではマンション・アパートともに同二ケタの伸びを見せ(2ページご参照)9か月連続増、千葉県でも同14.1%の大幅増となりました。また最大の需要層であるシングルの動きは、力強さに欠けるものの引続き堅調に推移しています。(4ページご参照)

■マンションの平均賃料は、新築が同5か月ぶりに下落、中古は同3か月連続下落。

マンションの1戸あたり平均賃料は、新築では23区を除く4エリアで下落したため同5か月ぶりに下落、中古は成約の過半数を占める23区の下落により同3か月連続の下落となりました。またアパートは、新築が3か月連続全エリアで下落し同6か月連続下落、一方、中古は全エリアで上昇し同再び上昇となりました。

居住用賃貸物件成約数