2017 年 8月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 2 か月連続増加。
アパートが同 3 か月連続増と好調。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークにおける、2017 年 8 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■神奈川県が 5 か月ぶり増、埼玉県は 5 か月連続減。

8 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 14,995 件で、前年同月比 5.1％増加し 2 か月連続のプラス。前月、17 か月ぶりに増加に転じた成約数は、8 月もプラスを維持しました。アパートが同 3 か月連続増と好調で、神奈川県ではアパートの二ケタ増がマンションの減少をカバーし同5 か月ぶりに増加、アパートの減少が続く埼玉県ではマンションが増加したものの同 5 か月連続のマイナスとなりました。

■賃料指数は前月と一転、マンション・アパート、新築・中古を問わず低下。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 3 か月ぶり、中古は同 4 か月ぶりに低下、アパートは新築・中古ともに同 3 か月ぶりに低下。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 3 か月連続上昇、中古は 4 か月連続上昇、アパートは新築が 3 か月連続上昇、中古は 8 か月連続上昇しています。