2017 年 11月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 5 か月連続増。
アパートが新築・中古ともに好調で 6 か月連続で増加。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2017 年 11 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■マンションは中古が回復し再び増加。23 区の成約増が神奈川県・埼玉県の減少をカバー。

11 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,746 件で、前年同月比 2.3％増加し 5 か月連続のプラスに。アパートが新築・中古ともに好調で同 6 か月連続増加。マンションは、新築が同 4 か月連続増、中古は 23 区の成約増が神奈川県・埼玉県の減少をカバーし再び増加に転じています。また、引続きエリアによる好不調の差は大きく、23 区と都下が同6か月連続、千葉県が同5 か月連続増加となった一方、埼玉県は同 8 か月連続、神奈川県は同 2 か月連続で減少しました。

■賃料指数の前月比は新築・中古マンション、中古アパートが下落、新築アパートは上昇。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションが新築・中古ともに前月比 3 か月ぶりに下落、アパートは新築が同 2 か月連続上昇、中古は同 3 か月ぶりに下落。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 6 か月連続上昇、中古は 7 か月連続上昇、アパートは新築が再び上昇、中古は 11 か月連続上昇しています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。