2018 年 1月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比 7 か月ぶりに減少。
新築はマンション・アパートともに堅調に推移。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2018 年 1 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■大雪の影響？都下が 8 か月ぶりに減少、神奈川県・埼玉県では減少幅広がる。

1 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 20,667 件で、前年同月比 2.0％減少し 7 か月ぶりにマイナスに。東京 23区が同 8 か月連続、千葉県が同 7 か月連続増加と好調だったものの、大雪の影響か、都下が同 8 か月ぶりに減少に転じたほか、神奈川県・埼玉県では減少幅が広がりました。ただ新築物件の成約は、マンションが同 6 か月連続増、アパートは同 8 か月連続増と堅調に推移、神奈川県の新築アパートは 2 か月連続二ケタ増となっています。

■賃料指数の前月比は、マンション・アパート、新築・中古を問わず下落。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比 3 か月連続下落、中古は同再び下落、アパートは新築が同 4 か月ぶり下落、中古は同 3 か月連続下落。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 8か月連続、中古は 9 か月連続上昇、アパートは新築が 3 か月ぶりに下落、中古は 13 か月連続上昇しています。
※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。