2018 年 6月首都圏の居住用賃貸物件の成約動向

成約数、前年同月比再び減少。
新築のシングル向きはマンション・アパートともに好調。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区）の全国不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏（1 都 3 県）における 2018 年 6 月期の賃貸物件の物件成約数・成約賃料についてお知らせします。

■東京 23 区など 3 エリアが減少に転じ、16 か月ぶりに全エリアでマイナス。

6 月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は 16,781 件で、前年同月比 6.3％減少し再びマイナスに。23 区と神奈川県が同再び減少、千葉県も減少に転じ、16 か月ぶりに全エリアでマイナスとなりました。ただ、23 区の中古アパートへのニーズは高く、直近13か月中12か月で増加しています。また首都圏の新築物件は、マンション・アパートともに同再びマイナスとなりましたが、シングル向きは、マンションが同 4 か月連続増、アパートは同 8 か月連続増と好調を維持しています。

■賃料指数の前月比は、新築・中古マンション、中古アパートが上昇、新築アパートは低下。

成約物件の 1 戸あたり賃料指数の首都圏平均は、マンションは新築が前月比再び上昇、中古は同 3 か月ぶりに上昇、アパートは新築が同 2 か月連続低下、中古は同再び上昇。また平均賃料の前年同月比は、マンションは新築が 13 か月連続上昇、中古は 2 か月連続下落、アパートは新築が 6 か月連続下落、中古は再び下落しています。

※エリア別の新築・中古別賃料指数は 2 ページに、また平均賃料は 5 ページより掲載しています。