調査データ市場動向

2022年7月 首都圏における「中古マンション」の価格動向

◆首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,785万円で、前月比+0.5%と上昇。
◆13カ月連続して全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が継続。
◆東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の7エリアで2017年1月以降最高額を更新。中でも埼玉県他は13カ月連続で更新。

中古マンション 首都圏8エリアにおける価格・㎡単価・専有面積

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。

◆対象エリア

東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された中古マンション(重複物件はユニーク化)

◆定義

・本調査では、上記対象データの「登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。
・コメントでは、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡~50㎡以下を「カップル向き」、50㎡~70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としています。

首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)

首都圏の1戸あたり平均価格は、13カ月連続して全エリアで前年同月超えとなった。
前月比では8エリア中7エリアが上昇し、うち4エリアが1.5%以上の上昇率となるなど全体的な上昇傾向が継続している。
平均価格指数は、さいたま市が13カ月ぶりに低下したものの埼玉県他とともに130台を維持。
また千葉県西部は前月の127.8から+3.2ポイントと大きく上昇し、3エリア目の130台となった。

<図表1> 首都圏8エリアの平均価格(前年同月比)
<図表2> 首都圏8エリア 平均価格指数の推移(2017 年1月=100)