調査データ市場動向

2019 年 1~3月期 地場の不動産仲介業における景況感調査

2019 年 1~3 月期の業況判断指数(業況 DI)は、
1.近畿圏は売買が 2 期連続で 50 を超えて好調が目立つ。賃貸仲介はここ 1 年横ばい。
2.首都圏では賃貸の繁忙期である 1~3 月期が 2017 年以降、年を追うごとに上昇する一方、売買は 2017 年 10~12 月期以降ゆるやかに低下を続けている。
3.エリアを細分化すると、賃料・価格水準、通勤距離、沿線や地域の人気などを背景に、中心的な地域とその周辺地域間でも景況感に差が見られた。

首都圏・近畿圏の業況判断指数(業界DI)推移

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)では、地域に根差して不動産仲介業に携わるアットホーム不動産情報ネットワーク加盟店を対象に、全国 13 都道府県の居住用不動産流通市場の景気動向について、四半期ごとにアンケート調査を実施しております。本調査は、2014 年 1~3 月期に開始し今回(2019 年 1~3 月期)が第 21 回となります。

◆対象

北海道、宮城県、首都圏(1 都 3 県)、静岡県、愛知県、近畿圏(2 府 1 県)、広島県、福岡県の 13 都道府県のアットホーム全国不動産情報ネットワーク加盟店のうち、都道府県知事免許を持ち 5 年を超えて仲介業に携わっている不動産店の経営者層。

◆調査期間

2019 年 3 月 12 日~3 月 24 日

(注)本調査で用いている DI は、すべて前年同期に対する動向判断を指数化したものです。