調査データ市場動向

2021年4~6月期 地場の不動産仲介業における景況感調査

●首都圏・近畿圏の今期業況 DI は、賃貸・売買ともに回復傾向に足踏み感。
●賃貸では、調査対象 14 エリア中 4 エリアの上昇にとどまる。東京 23 区では単身者 の動きの鈍さが業況に響く。
●売買では、埼玉県・東京 23 区・大阪府・兵庫県を除く 10 エリアで上昇。愛知県を除 く 13 エリアで賃貸の業況を上回るなど相対的に堅調。
●需給バランスの変化を調査。賃貸で「供給過多」と感じるのは『シングル向き』が最 多で 62.4%、売買で「供給不足」と感じるのは『土地』の 38.8%が最多。

首都圏・近畿圏の業況判断指数(業況 DI※前年同期比)の推移

<調査概要>

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)が、地域に根差して不動産仲介業に携わるアットホーム加盟店を対象に、全国 13 都道府県 14 エリアの居住用不動産流通市場の景気動向について、四半期ごとにアンケート調査を実施・公表するものです。なお、分析はアットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役:庄司利浩)に委託しています。
本調査は、2014 年 1~3 月期に開始し今回(2021 年 4~6月期)が第 30 回となります。

◆調査期間

2021 年 6 月 11 日~6 月 24 日

◆対象

北海道、宮城県、首都圏(1 都 3 県)、静岡県、愛知県、近畿圏(2 府 1 県)、広島県、福岡県の 13 都道府県のアットホーム加盟店のうち、都道府県知事免許を持ち 5 年を超えて仲介業に携わっている不動産店。主に経営者層。

(注)本調査で用いている DI は、全て前年同期に対する動向判断を指数化したものです。